投稿日:2023年11月9日
仙台市青葉区西勝山で巻き爪補正もしている『西勝山接骨院』の道白です。
今回、巻き爪ケアの卒業を迎えた患者様がいたので、その症例のご紹介になります。
昨年の9月で内側80°外側70°の中度~重度の巻き爪でした。
爪周囲の炎症も強く、痛みで靴を履くこともツラい様子でした。
1年間、毎月一回のケアを続け内外ともに30°以下の安全な範囲に治まったのでご卒業となりました。
通常、歩行時に指先に荷重がかかることで爪は開きます。
しかし、爪のカーブが40°以上になると荷重がかかっても左右に開くより、指の肉に対して縦に刺さる力が強くなるため巻き爪が自然に解消する可能性はほぼありません。
今回は30°以下になり、歩き方や日常生活を注意していただければ十分に再発が予防できる角度になったので、晴れてご卒業です。
空気が乾燥してくる時期ですので、爪の乾燥防止の方法もお伝えしました。
加齢による歩行の減少や、踵重心の歩行、浮指など荷重の不足から発生する巻き爪の原因だけでも沢山あります。
その人にあった予防ケアの方法をしていく必要がありますので、気になる方は是非ご連絡ください。
この時期から補正を始めれば、来年の夏には良い形の爪でサンダルを履いてお出掛けできるようになると思います。
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