投稿日:2023年6月26日
こんにちは。
仙台市青葉区で超音波画像観察装置がある『どうはく堂 西勝山接骨院』の道白です。
超音波画像観察装置っていうと凄い機械のように感じるかもしれませんが、一般的な名称でいうと『エコー』です。
良く見えるように少し頑張ってグレードが良い機種を導入しました。(笑)
お母さん方は妊娠中に産婦人科でお腹の赤ちゃんを観察した経験があると思います。
何に使うかといいますと、画像で筋肉や靭帯・骨の状態をリアルタイムに確認することに使います。
医療の現場では『第2の聴診器』と言われるくらいの必需品なのです。
当院でもケガの状態を確認するのに大活躍です。
でも、接骨院業界では導入している院は少ないのが現状です。
なぜかと言いますと、『エコーの機械が高額』、『エコーで診たところでお金にならない』というのが本音でしょう。
裏をかえすと、『エコーを導入している院は、患者さんのことを本気で考えている接骨院』とも言えるかも知れませんね。
当院では『野球肘の定期検診』を薦めています。
野球肘というのは腕を振る動作にて肘の内側には筋靭帯による牽引力・外側には骨と骨のぶつかりによる損傷が発生するものを言います。
特に外側の損傷は骨が削れて関節内遊離体になってしまうと手術適応になってしまいます。
早期に発見できれば安静固定・運動指導にて完治する可能性が高いです。
野球肘の早期発見にはエコーでの観察が必須です。
徳島では野球肘の危険性を早い段階から提唱していて、エコーを使用した野球肘検診を大会現場にて行っています。
また、その流れは全国へと広がっています。
お子様の身体を大切に思うなら3か月~半年に一回の定期検診を考えてみてください。
未来のプロ野球選手の芽を大切に育てましょう。
野球だけではなく、バレーボール・テニス・バドミントンなど腕を振るスポーツをやっている方は同様に定期検診をお奨めします。